<話題の焦点>=消費者金融業界、無担保貸付に回復感

 消費者金融などのノンバンクビジネスに回復期待感が出ている。

 消費者金融会社やクレジットカード会社などで構成されている日本貸金業協会の調べによると、2013年1月の消費者向け無担保貸付(速報)は、2225億円と前年同月に比べ9.8%増を記録した。昨年9月以降は5カ月連続のプラスで11年10月以降は、昨年8月を除き水面上に顔を出し堅調に推移している。

 10年6月に施行された「改正貸金業法」では、個人向け貸付を年収の3分の1以下とし、貸付上限金利を29.2%から20%に下げることが決められた。

 消費者金融は、この「総量規制」もあり業況は急速に悪化。09年から10年後半にかけては、無担保貸付金額は、前年同月比で一時5割減を記録していた。

 法規制の動向など依然、不透明要因は残るが無担保貸付金の底打ちで消費者金融業界には明るさも見え始めている。アイフル<8515.T>やアコム<8572.T>など消費者金融関連銘柄、それにジャックス<8584.T>やオリエントコーポレーション<8585.T>などクレジット関連銘柄にも注目したい。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)