NECモバイリングが上値指向堅持、業界再編の思惑が底流に

 NECモバイリング<9430.T>が全面安相場の中で上値指向を堅持してる。親会社NECによる売却観測があった3月26日の後場から株価は動意づき、翌27日にマドを開けて急騰。その後も目先の利食いをこなしマド埋め拒否の強い足を明示するなど、業界再編思惑による株式価値の拡大が急騰劇の底流にくすぶっている。そうした中、NECが中国のレノボグループと携帯電話事業の統合交渉を進めていることが各紙で報じられており、これも株価上昇の背景に強く意識されている。「NECのNECモバイル株の売却意向については既に以前から市場で取り沙汰されていた話で、株価への負のインパクトは乏しい。NECモバイルはレノボではなく、国内商社系企業への売却が観測されているが、有配でPER14倍台と企業として良質であり、売り叩かれる懸念は小さい」(国内ネット証券ストラテジスト)という見方が株価にプラスに作用しているようだ。

NECモバイリングの株価は14時51分現在6300円(△80円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)