柴田罫線の短期トレンドで円高予測…日経平均目先調整へ

外国人の19週間ぶりの売り越しは、一時的なものかどうかに注目
先週の予測では、3月期末に向かって高値圏のもみあいが続くとし、27日(水)の配当落ちの日にその配当落ち分(90円)をすぐに埋めて上昇できるかどうかとしました。ただし、柴田罫線の短期為替チャートで3月21日に売転換が出現していることで、為替に連動してきた日経平均の上値は重いことになるとしています。
結局、キプロス問題への一喜一憂が続き、イタリアの政局不安も絡んで伸び悩み、週間では0.5%高のほぼ横ばいとなりました。柴田罫線では3月21日の12650円をピークにもみあいとなって、週末の12335円の終値は22日(金)の12338円を3円下に切る形で終わっています。(現在、柴田罫線の2文切りは、金額の大きい場合は2文=20円として計算していますが、2文=2円とすれば売転換が出現していることになります。)
今週の最大の注目材料は、3~4日の日銀金融政策決定会合です。国債買い入れ拡大の目標などすでに黒田新総裁に言及していることは相場に織り込んでいる可能性高く、内容に予想以上のものがなければ目先材料出尽くしとなって、いったん円の買い戻しが進めば日経平均は利益確定売りということになります。又、週末のアメリカの3月雇用統計も為替の変動要因となります。週明け4月1日(月)は、手掛かり材料不足の中3~4日の日銀金融政策決定会合の内容はすでに織り込み済みとの見方が多く、為替も円高に進んだことで利益確定売り優先となり、▼262の12135円の大幅下落となって、柴田罫線で短期の売転換が出現しました。チャートのフシは12000円の大台ですので、まずはここで止まるかどうかに注目となります。