<92円台へ円高進行、今後をどうみる?> 外為どっとコム総合研究所・研究員 ジェルベズ久美子氏

 この日の円高の背景には、3~4日にかけて開催される日銀金融政策決定会合を前に、円売りポジションを手仕舞う動きがあったようだ。
 市場は、追加金融緩和に向けた期待感を相当織り込んでいる。この期待に応えながら、今後につなげることは相当難しいようにも思える。今月は26日にも日銀会合があり、同会合に一部金融緩和は持ち越す可能性もある。
 もし、今回の日銀会合で円に対する先安感を残すことができれば、ドル円相場はここから上昇が見込めるだろう。しかし、失望感が出るようなら、円高が一段と進む可能性がある。市場へ期待が残せた場合は94円90銭前後への円安・ドル高が見込めそうだ。一方、失望感が出れば2月25日につけた90円85銭がターゲットになり、90円が視野に入る可能性もある。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)