東京株式(大引け)=358円高、リスクオンの流れ戻り急騰

 3日の東京株式市場は欧米株高を受けてリスクオフの巻き戻しが起こり、広範囲に買いが優勢となった。その後も高水準の買いが売り物を吸収し、次第高の展開で高値引けとなっている。大引けの日経平均株価は前日比358円高の1万2362円と今年2番目の上げ幅で急反発となった。東証1部の売買高概算は31億6623万株、売買代金は2兆3393億円。値上がり銘柄数は1470と全体の85%強の銘柄が上昇、値下がり銘柄数は195、変わらずは48だった。
 きょうの東京市場は、前日イースター休場明けとなった欧州株が総じて堅調な動きをみせたほか、米国株市場ではNYダウが反発し最高値を更新、為替市場でも足もと1ドル=93円台半ばの推移と円安傾向にあることで主力株中心に広範囲に買いが回った。特に、後場は伸び悩む場面も見せずに一貫した上昇を示した。きょうから開かれる日銀の金融政策決定会合が注目される中、2%のインフレ目標達成に意欲をみせる黒田日銀総裁の就任後初会合ということもあり、大胆な追加緩和への期待が波状的な買いに反映された形だ。
 個別ではトヨタ、ホンダなど主力自動車株が大幅高。ケネディクスが買われ、東電も大商いで値を飛ばした。タカキューがストップ高、ファストリテも急騰した。武田、塩野義など医薬品株も高い。岡村製、神栄なども大きく上昇した。半面、シャープが安く、コマツ、パナソニックも軟調。JFEHD、ディーエヌエーが値を下げ、ヤマダ電も売られた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)