午後:債券サマリー 先物は小幅続伸、日銀会合後の適正水準探る展開

 3日の債券市場では、先物中心限月6月限は小幅続伸。日銀金融政策決定会合がきょうからあしたにかけ開催中であり、手控え気分が強まるなか適正水準が探られた。
 先物は前場には一時145円54銭まで上昇する場面があったが、後場は145円40銭台での狭いレンジでの値動きに終始した。今回の日銀会合では「長期国債購入額の拡大」や「購入対象となる国債の残存期間の長期化」、「資産買入等基金と従来の国債購入枠の統合など緩和枠組みの変更」--などが予想されている。これら金融緩和策は「すでに大分織り込んだ」(市場関係者)という見方が多い。一部にはあすの政策発表では材料出尽くし感が出る可能性を指摘する声もあるだけに、結果待ちの気分は強まっている。
 先物6月限は145円46銭で始まり、高値は145円54銭、安値は145円41銭、終値は前日比8銭高の145円44銭。出来高は2兆3238億円だった。10年債の利回りは同0.005%低下の0.555%、20年債は同0.010%上昇の1.395%、30年債は同0.005%上昇の1.515%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)