4日の株式相場見通し=NY大幅反落を受け売り先行、関心は日銀会合に集中

 4日の東京株式市場は、3日の大幅上昇の後を受けて、売りが先行する可能性が高い。ただ、市場関係者の関心は、黒田東彦総裁率いる新体制で臨む日銀金融政策決定会合に集中しており、発表される政策の内容次第では、株価が大きくブレる可能性もある。
 3日の米国株式市場は、大幅反落した。NYダウが前日比111ドル安の1万4550ドルとなった。3月のADP雇用統計で季節調整済みの非農業分野の雇用者数が、前月比15万8000人増と市場予想の20万人増を下回ったことが嫌気された。なお、外国為替市場では、1ドル=92円台後半の推移となっている。
 既に具体的な金融緩和策については、かなりの部分が織り込まれていることから、市場関係者の多くが「異次元」と受けれるようなサプライズを伴う政策の発動は難しいものと見られている。市場関係者は「3日の株価急反騰によって、決定会合後に売られる分のショックアブソーバーが敷かれたような感覚。それが安心感につながって、多少の期待外れなら、小幅安で済むのではないか」としている。次回4月26日の決定会合に期待がつながる可能性もある。
 日程面では、2月の家計消費状況調査、3月の車名別新車販売台数に注目。海外ではECB(欧州中央銀行)定例理事会、スペイン国債入札が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)