<私の相場観>=SBI証券・投資調査部長 鈴木 英之氏

 株式市場は、4月下旬から5月上旬の決算発表に向け底堅い展開が見込める。3月期決算企業は、円安効果に加え来期業績も底堅い内容が予想されるだけに、市場は好感しそうだ。

 日銀金融政策決定会合の結果への関心が高まっており、大胆な追加金融緩和が実施されるとみられる。この決定が市場に与える影響は大きいだろう。

 今後は日銀のバランスシートやマネー供給などの数字を確認しながら、相場が動く状況も予想される。ただ、今回に限らず、次回26日やそれ以降の日銀会合も考慮したうえでの長期的な視点も必要だと思う。

 日経平均株価は5月上旬にかけて1万2700~2800円前後の上値を予想している。下値は1万2000円前後かやや下回る程度で大きな下落は見込んでいない。

 個別では金融セクターやシェールガス関連銘柄などに注目している。金融セクターでは、消費者金融などを含むノンバンク株も面白そうだ。日揮<1963.T>や荏原<6361.T>といったシェールガス関連株の動向にも注目している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)