日銀の異次元緩和の発表受け円安へ急加速

強力な量的緩和の威力は欧米でも歓迎ムードが見込まれる
4日の東京外国為替市場の円相場は、日銀金融政策決定会合の決定を受け円安へ急加速した。午後3時時点で1ドル=94円68~69銭近辺と前日午後5時時点に比べ1円26銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=121円52~56銭と同1円93銭の円安・ユーロ高で推移している。
 午後1時40分に発表された日銀会合の結果は、「量的・質的金融緩和の導入」が打ち出され、「マネタリーベース・コントロールの採用」や「ETF・J-REITの買い入れ拡大」などが決定された。マネタリーベースは「年間60~70兆円に相当するペースでの増加」が表明された。市場関係者からは「想像した以上の内容でありポジティブサプライズ」(アナリスト)との声も出ていた。一部には、「材料出尽くし感が出ないか」と懸念する見方もあるが、明確な目標が表面に出されたことを受け「今後の円安期待が膨らみそう」(市場関係者)と期待する声が出ている。
 欧米時間は引き続き歓迎ムードが予想される。今晩は3月12日の高値96円71銭を超えるか、否かが焦点となる。