<日銀の大胆緩和策どう読む> ブーケ・ド・フルーレット 代表 馬渕治好氏

 今回の日銀の金融政策決定会合の結果を受けて株安・円高をイメージしていたが、ちょっと意外な展開だった。確かに発表された内容は、ほぼ満額回答ではあった。ただ、決定項目は事前に言われていた話のオンパレードで、その点でサプライズはない。ETFの年間1兆円買い入れについて金額規模は評価できる。一部項目は次期会合に先送りするという観測もあったが、積み残しなく発表したことも良かった。決定会合を通過したことで、今後は米国経済の動向に再び焦点が移りそうだ。さしあたって週末の雇用統計がある。仮にこれが予想を下回っても、米国景気は基本的に腰が強く、中期的に株価には追い風となろう。また、4月下旬からは企業の決算発表時期に入る。徐々に14年3月期の変化を買う個別株の相場になっていくことが予想される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)