<日銀の大胆緩和策どう読む> いちよしアセットマネジメント 執行役員 秋野 充成氏

  日銀の決定は市場の期待に目いっぱい応えたものという感じがする。決定内容自体は想定の範囲内だったともいえる。
 今回の決定でカードは出してしまい状況次第で材料出尽くし感が出ることもあり得る。ただ、マネタリーベースを2年間で2倍にするなどの目標を出している点は安心感となり、大きく売られることはないだろう。
 この日の株高・円安もポジションをニュートラルに戻した結果だろう。日経平均で1万2600円台、為替で1ドル95円前後という水準は、今回の決定を織り込んだうえでの適性水準ともいえる。一段の株高・円安には米国の景気拡大など海外要因の追い風が必要だろう。日経平均が1万3000円に乗せるには、為替が1ドル97~98円に乗せる必要があると思う。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)