午後:債券サマリー 日銀会合受け大幅高、10年債も史上最低金利射程圏に

 4日の債券市場は大幅高。この日、日銀金融政策決定会合の結果が発表され「質的・量的金融緩和」が打ち出されたことが評価され、債券市場には買い物が集まった。
 先物は、日銀からの結果が発表された午後1時40分から急伸。一時、146円05銭と最高値を更新した。同会合では、「マネタリーベースおよび長期国債の保有額を2年間で2倍に拡大し、長期国債買い入れの平均残存期間を2倍以上に延長する」ことなどが打ち出された。この決定は「予想を上回るもの」(市場関係者)と評価する声も多く、好感された。特に10年債や超長期債の利回り低下は顕著だった。10年債利回りは0.450%と2003年6月の史上最低金利(0.43%)が射程圏に入ってきた。
 先物6月限は145円43銭で始まり、高値は146円05銭、安値は145円35銭、終値は前日比60銭高の146円04銭。出来高は3兆3287億円だった。10年債の利回りは同0.100%低下の0.450%、20年債は同0.270%上昇の1.120%、30年債は同0.290%低下の1.230%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)