外為サマリー:一時1ドル97円台へ円安進む、円買いポジションの巻き戻しも

 5日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=96円82~83銭近辺と前日午後5時時点に比べ1円22銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=125円22~26銭と同2円86銭の円安・ユーロ高で推移している。
 前日の日銀金融政策決定会合で「量的・質的金融緩和」が導入されたことを受け、大幅な円安が進行。この日の午前9時32分には97円05銭と2009年8月以来、3年8カ月ぶりの97円台を記録した。日銀の金融緩和に対しては「予想を超える内容」(市場関係者)とみる声が多く、日銀会合後は材料出尽くし感から円高が進むと予想していた投資家からは円買いポジションを解消する巻き戻しの動きも出ているようだ。
 ただ、この日は米国雇用統計の発表もあり、徐々に手控え感が出る可能性も出ている。ユーロは対ドルで、1ユーロ=1.2931~32ドルと同0.0132ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)