日本取引所が急反騰、リスク資産への資金流入期待が背景に

 日本取引所グループ<8697.T>が急反騰で最高値更新、一時前日比1340円高となる9550円まで買われる上げ足をみせた。前日、日銀が金融政策決定会合で導入を決めた「量的・質的緩和」を受けて一段の金利低下を背景にリスク資産である株式などへの資金流入期待が強まった。これによる手数料収入拡大による同社業績への恩恵を期待した買いが集中した。昨年来の現物株取引の活性化を背景に、既に13年3月期の業績は従来予想を上方修正しており、営業収益は、従来予想に40億円増額の715億円、最終利益も同15億円増額の110億円見通しと好調を極めている。全国での株式セミナー開催など個人投資家の投資環境の変化を最大限に取り込む戦略を打ち出しているほか、2015年度を最終年度とする3カ年の中期経営計画で、営業収益905億円、営業利益は410億円とする強気の計画を発表していることも買いの手掛かりとなる。

日本取引所の株価は11時30分現在9260円(△1050円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)