T&Dなど生保株が安い、長期金利低下で運用難嫌気

 T&Dホールディングス<8795.T>、第一生命保険<8750.T>など生保株が急落。全面高様相の地合いにあって逆に目立った動きとなっている。第一生命は一時10万円割れ寸前まで水準を下げたほか、T&DHDは1000円大台を割り込み、いずれも年初来安値を更新した。日銀の積極的な緩和姿勢を背景に10年物国債が0.315%まで低下するなど長期金利の急低下が話題になっているが、「30年物の金利低下が激しく、20年物との金利が逆転するなどやや混乱気味の展開。長期で運用する生保にとって長期債の異常な利回り低下で運用難が見込まれ、これが嫌気されている」(国内ネット証券ストラテジスト)という。
 株式市場は金融緩和期待から日経平均が一時600円近く上昇するなどミニバブル的な様相だが、「株式市場は理にかなった動きをみせている」(同)ようだ。

T&DHDの株価は12時52分現在934円(▼93円)
第一生命の株価は12時52分現在11万400円(▼7600円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)