株高・円安は第2ステージへ

株高・円安は第2ステージへ
昨日の日銀の決定には正直言って驚きました。

もっとも、良く考えてみると黒田総裁は就任前から「次元の違う金融緩和」を推進すると表明していた訳ですし、私も含めて市場のほうが勝手に「出来る事には限界がある」「就任後間もないため十分な議論が出来ないだろう」などと懐疑的に見ていただけとも言えます。

今回、日銀が想定以上の「量的・質的緩和」を打ち出した事については、その内容もさることながら、黒田新総裁の「出来る事は何でもやる」姿勢や短時間で政策委員の合意を纏め上げたリーダーシップを強く印象付けた事は非常に重要なポイントだと考えています。

特に海外勢にとっては、まさに日銀の「レジームチェンジ(体制転換)」を意識せざるを得ないイベントになったようで「当面は日銀に逆らわないのが得策」というムードが広がっていると思われます。

昨年後半から続いた「アベノミクス」への『期待』による株高・円安局面は今年3月後半には一服していましたが、黒田総裁による「大胆な金融緩和」が『実現』した事で、6月ごろに政府が策定する「成長戦略」への『期待』も高まる事になりそうです。

昨日の日銀決定会合を期に株高・円安は「第2ステージ」に入ったと考えられます。