<動意株・5日>(大引け)=アイフル、沢井薬、ジャフコなど

 アイフル<8515.T>=続急騰、一時連日のストップ高。前日の日銀の金融政策決定会合では「量的・質的緩和」の導入を決定。国債の買い入れ対象拡大にとどまらず、ETF、リートなどリスク資産の買い入れを大幅に拡大するなどの対策が盛り込まれており、デフレ脱却に向けた金融緩和環境の継続が見込まれることで、調達コストの低下メリットを根拠とした短期資金の買いが続いている。

 沢井製薬<4555.T>=大幅高。後発医薬品促進政策の後押しを背景に、同社は後発医薬品の国内トップシェア企業としてその製品供給能力の高さに注目。業績は好調で13年3月期通期最終利益は前期比2割の伸びとなる109億円見通しと好調だが、これは大幅増額修正の公算が大きい。需要拡大に対応して、後発薬を生産する関東工場の年間生産能力を40億錠と現在の2倍に引き上げる方針が伝えられるなど、供給能力の一段の拡大に積極的に取り組む。

 ジャフコ<8595.T>=続騰。未公開企業への投資、育成を主要事業とする野村系のべンチャーキャピタルで、日銀の追加金融緩和によるメリットと、株式市場が活況を呈していることから、投資先の株式上場に伴う株式売却益拡大への期待が買い手掛かりになっている。

 大幸薬品<4574.T>=4日に続いてストップ高まで買われた。中国の鳥インフルエンザ問題で、4日には新たに2人の死亡が確認されるなど感染が拡大していることを背景に、引き続き「クレベリン」などの感染管理商品の需要拡大に期待した買いが入っている。

 日本取引所グループ<8697.T>=急反騰。前日、日銀が金融政策決定会合で導入を決めた「量的・質的緩和」を受けて一段の金利低下を背景にリスク資産である株式などへの資金流入期待が強まった。これによる手数料収入拡大による業績への恩恵を期待した買いが集中した。また、15年度を最終年度とする3カ年の中期経営計画で、営業収益905億円、営業利益は410億円とする強気の計画を発表したことも買い手掛かり材料。

 ダイビル<8806.OS>=4連騰。日銀が4日に「量的・質的金融緩和」の実施を発表し不動産関連が幅広く物色されるなかで大証では大阪発祥で商船三井グループのビル賃貸老舗である同社に人気が集まっている。大阪市が、御堂筋沿いにあるビルの高さに関して、大幅に規制を緩和する方向で見直しを検討するなかで、御堂筋沿いに複数のビルを保有する同社への恩恵享受も期待されている。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)