来週の為替相場見通し=日銀会合後で適正水準を模索

 来週の東京外国為替市場は、1ドル96円台を中心にした値の荒い展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=94円00~97円50銭、1ユーロ=121円00~126円00銭。今週は、注目の日銀会合が開催され「量的・質的金融緩和」が実施されることが発表された。予想を上回る金融緩和内容が明らかになった結果、円相場は92円台後半から一時97円に乗せる急激な円安が進んだ。ただ、5日には債券市場が急落するなど不安要因も残した。来週は、10日から11日にかけ主要8カ国(G8)外相会議があるほか、12日には欧州連合(EU)財務相・中央銀行総裁会議が開催される。また、8日には2月の国際収支が発表される。ただ全体的にはやや手掛かり材料難の展開も予想される。
 このなか、債券市場の動向などを横目に日銀会合後の適正水準を模索する展開が予想されている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)