<株式トピックス>=〝異次元相場〟入りで、ネット証券で軒並みシステム障害

 5日の東京株式市場は、日銀の大規模な「量的・質的緩和」を好感して大幅続伸した。東証1部の売買高は64億4912万株と、東日本大震災直後11年3月15日の57億7715万株を上回り過去最高を記録した。
 売買高が異常といえるほど膨らんだ文字通りの〝異次元相場〟の中で、個人投資家からの売買注文が短期間に殺到し、複数の大手ネット証券がその売買注文をさばき切れずにシステム障害に陥り、注文の執行が大幅に遅れるなどの事態が起きた。
 ネット証券を利用しているデイトレーダーによると「保有株の株価が急上昇したので、利益確定しようとして売り注文を出したのに、それが上がってくるまで時間が掛かり投資意欲が低下した」としている。たぶん想定外の売買高急増で、対応仕切れなかったと予想されるが、せっかく個人投資家のマインドが暖まってきているだけに、残念といわざるを得ない現象だ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)