東京株式(寄り付き)=大幅続伸、円安進行で主力株中心に買い優勢

 週明け8日の東京株式市場は買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前週末比248円高の1万3082円と大幅続伸。前週末の米国株市場では、3月の米雇用統計が市場コンセンサスを大幅に下回る内容で米国景気回復期待の一服感からNYダウは小幅安となったが、一方で為替市場では1ドル=98円台に入るなど円安が一段と進行、これを受けて主力株中心に買いが優勢。利益確定売り圧力をこなす買い意欲の強い展開となっている。日銀の大規模な金融緩和策を背景に引き続き政策面での追い風環境が株高トレンドを支えている。ただ、企業の決算発表に市場の視点が移る中で、中国やユーロ圏の景気先行きへの警戒感から、ファンダメンタルズ面からは慎重なムードもある。また、北朝鮮情勢は緊張が一段と高まっており、地政学リスクが上値を押さえる要因として意識される局面。日経平均株価はここ連日で急速に水準を切り上げているだけに、高値警戒感もあり、買い一巡後の動きが注目される。業種別には33業種全面高の様相で、値上がり上位業種は鉄鋼、海運、非鉄、保険、ガラス土石、紙パルプ、銀行など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)