外為サマリー:一時1ドル98円80銭台の円安、日銀の金融緩和受け円売り続く

 8日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=98円48~49銭近辺と前週末午後5時時点に比べ2円18銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=127円95~99銭と同3円65銭の円安・ユーロ高で推移している。
 前週の日銀金融政策決定会合で「量的・質的金融緩和」が導入されたことによる、円安が継続。市場には「1ドル=100円」を視野に入れた円売りが膨らんでおり、円安の勢いは止まっていない。午前8時50分過ぎに一時、98円85銭と2009年6月以来、3年10カ月ぶりの円安水準を記録した。5日発表された米雇用統計は、非農業部門雇用者数が8万8000人増と市場予想(19万5000人増)を下回った。ただ、失業率が7.6%(市場予想7.7%)に改善したことに加え、日銀の金融緩和による円安期待は強く影響は限定的だった。対ユーロでも、前週末に比べ3円80銭強の円安と円は全面安状態となっている。
ユーロは対ドルで、1ユーロ=1.2991~92ドルと同0.0083ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)