塩水港精糖が年初来高値、「がんミサイル療法」技術の改良に関する研究成果を米国がん学会で発表

 塩水港精糖<2112.T>が続伸し年初来高値を更新した。この日午前9時に同社との共同研究先である岡山大学大学院 妹尾昌治教授が「がんミサイル療法」技術の改良に関する研究成果を、米国ワシントンで開催の米国がん学会で8日(日本時間)に発表したことを公表した。
 「がんミサイル療法」で利用するパクリタキセル誘導体をリポソームに封入する際の溶媒の濃度を工夫することにより、パクリタキセルそのものと比較して、リポソーム内の薬剤濃度を10倍に、同時に封入効率を30~40倍にまで高めることに成功し、満足できるレベルに達したとしている。
 マウスがんモデル試験では、パクリタキセル誘導体ががん細胞に集積することが観察され、がん細胞の増殖抑制効果が認められており、マウスの体重の減少もなく、副作用を低く抑えられることが明らかになっている。

塩水港精糖の株価は10時40分現在280円(△26円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)