東京株式(前引け)=大幅高で1万3000円台、円安背景に利益確定売り吸収

 8日前引けの日経平均株価は前日比258円高の1万3091円と大幅高で4日続伸し、1万3000円台回復となった。前場の東証1部の売買高概算は26億4903万株、売買代金は1兆9091億円。値上がり銘柄数は1146、対して値下がり銘柄数は471、変わらずは95銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は日銀の大規模な金融緩和策を背景に為替市場で1ドル=98円台半ばで推移するなど円安が一段と進行しており、これを受けて主力株中心に買いが優勢となった。日経平均株価はここ連日で急速に水準を切り上げており、前週末時点で東証1部の騰落レシオも122%台と高値警戒感はつきまとうが、海外投資家を中心とした買い意欲の強さが利益確定売り圧力を吸収している。金融緩和を背景に金融株や不動産株が買われたほか、円安を材料に自動車など輸出株にも買いが厚い。出遅れ感の強かった鉄鋼株などにも買いが集まり始めた。
 個別では売買代金上位の主力株は特に高いものが多く、売買代金上位50傑のうちで安いものはわずかに2銘柄。トヨタが商い伴い高く、三菱UFJ、みずほなど銀行株も買われた。三井不など大手不動産株も高い。アサックス、大幸薬品、アコムなどがストップ高となったほか、石川製、東京計器など防衛関連株も物色されている。半面、JFEHDが軟調、あさひ、タカキューなども売られた。オンワードHDも安い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)