<動意株・8日>(前引け)=塩水糖、サニックス、キョーリンHD

 塩水港精糖<2112.T>=ストップ高。8日午前9時に、同社との共同研究先である岡山大学大学院 妹尾昌治教授が「がんミサイル療法」技術の改良に関する研究成果を、米国ワシントンで開催の米国がん学会で8日(日本時間)に発表したと公表。「がんミサイル療法」で利用するパクリタキセル誘導体をリポソームに封入する際の溶媒の濃度を工夫することにより、パクリタキセルそのものと比較して、リポソーム内の薬剤濃度を10倍に、同時に封入効率を30~40倍にまで高めることに成功し、満足できるレベルに達したとしている。

 サニックス<4651.T>=急反発。5日取引終了後に発表した3月の連結月次売上高が前年同月比73.1%増の62億7100万円と大幅に増加したことが好感されている。太陽光発電事業が2.8倍の9億4400万円と引き続き大きく伸びたほか、シロアリ駆除などホームサニテーション事業も90.7%増の38億3300万円、廃棄物リサイクルシステムなどの環境資源開発事業も17.0%増の14億9400万円と増えた。

 キョーリン製薬ホールディングス<4569.T>=急騰。5日取引終了後に同日付で近畿財務局に提出された大量保有報告書で帝人<3401.T>が発行済み株式の10.17%を取得したことが分かった発表。6日付の日本経済新聞は取得額は約185億円で、キョーリンの創業家の一部株主から取得したとみられ、今後、研究開発や医薬品生産、販売面で提携拡大を模索すると伝えている。報道について会社側は8日午前9時15分に「業務提携の提案があれば協議する」とコメントした。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)