王子HD、日本紙など製紙大手が高い、家庭向けの紙製品値上げと売電事業強化報道を好感

 王子ホールディングス<3861.T>や日本製紙<3863.T>など製紙株が高い。8日にNHKが「大手の製紙各社は、今月中にティッシュペーパーなど家庭向けの紙製品の出荷段階の価格を10%から15%程度値上げする」と報じたことで収益改善が期待された。本や雑誌に使われる印刷用紙も、今月下旬1キロ当たり15円以上値上げする方針で、今後、幅広い紙製品に値上げの動きが広がりそうと伝えている。また、8日付の日本経済新聞が「製紙大手はエネルギー事業の強化を進めており、余剰電力を収益源に」と報じたことも好感されており、王子HDは全国約10カ所の生産拠点で売電を開始、日本製紙は約170万キロワットと国内では電力会社に次ぐ規模で、電力会社だけでなく企業にも売電できる体制を整えたと伝えている。

王子HDの株価は12時42分現在323円(△16円)
日本紙の株価は12時42分現在1259円(△53円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)