<動意株・8日>(大引け)=セイコーHD、スパークスG、アコムなど

 セイコーホールディングス<8050.T>=ストップ高。仕手材料性の強い銘柄だが、アベノミクスの底流テーマとなっている含み資産関連株への物色指向を反映し、買いを集めている。また、腕時計では国内トップクラスでムーブメントでは世界的な実績を誇る。消費者の高額商品の購入意欲が高まる中で高級時計への需要増加期待も株価を後押しする。

 スパークス・グループ<8739.OS>=ストップ高。前週末5日に発表したグループ合計の資産運用残高が前月比654億円(10.8%増)の6693億円となったことを好感。主に日本株の上昇が貢献した。

 アコム<8572.T>=ストップ高。日銀が「量的・質的金融緩和」へ踏み込むなど大規模な金融緩和に積極的な姿勢を示していることから、調達コストの低下など収益環境の改善を買う動きが加速している。ノンバンクは既に業績の底入れが鮮明だが、景気回復への期待はノンバンクの貸し出しの伸びにもつながることから、「14年3月期の業績回復シナリオを見込んだ投機マネーの攻勢がみられる」(中堅証券営業体)という。

 塩水港精糖<2112.T>=一時ストップ高。8日午前9時に、同社との共同研究先である岡山大学大学院 妹尾昌治教授が「がんミサイル療法」技術の改良に関する研究成果を、米国ワシントンで開催の米国がん学会で8日(日本時間)に発表したと公表。「がんミサイル療法」で利用するパクリタキセル誘導体をリポソームに封入する際の溶媒の濃度を工夫することにより、パクリタキセルそのものと比較して、リポソーム内の薬剤濃度を10倍に、同時に封入効率を30~40倍にまで高めることに成功し、満足できるレベルに達したとしている。

 サニックス<4651.T>=急反発。5日取引終了後に発表した3月の連結月次売上高が前年同月比73.1%増の62億7100万円と大幅に増加したことが好感されている。太陽光発電事業が2.8倍の9億4400万円と引き続き大きく伸びたほか、シロアリ駆除などホームサニテーション事業も90.7%増の38億3300万円、廃棄物リサイクルシステムなどの環境資源開発事業も17.0%増の14億9400万円と増えた。

 キョーリン製薬ホールディングス<4569.T>=急騰。5日取引終了後に同日付で近畿財務局に提出された大量保有報告書で帝人<3401.T>が発行済み株式の10.17%を取得したことが分かった発表。6日付の日本経済新聞は取得額は約185億円で、キョーリンの創業家の一部株主から取得したとみられ、今後、研究開発や医薬品生産、販売面で提携拡大を模索すると伝えている。報道について会社側は8日午前9時15分に「業務提携の提案があれば協議する」とコメントした。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)