東京株式(前引け)=円安、海外株高好感し続伸も上値に重さ 

 9日前引けの日経平均株価は前日比67円高の1万3260円と続伸。前場の東証1部の売買高概算は26億9609万株、売買代金は1兆9042億円。値上がり銘柄数は749、対して値下がり銘柄数は823、変わらずは137銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は朝方は日銀の「量的・質的緩和」導入を背景とした為替市場での円安・ドル高の進行が引き続きリスクオンの流れを形成し、海外ヘッジファンドの買いなども観測される中で上値指向となったが、買い一巡後は伸び悩んだ。為替は一時1ドル=99円台後半まで円安が進み100円大台をにらむ展開だったが、その後、円が買い戻され99円台前半へとややドル高に巻き戻した。これを受けて、全般は不動産関連を中心に利益確定の売り圧力が強まり、一時マイナス圏に沈む場面もあった。しかし、前引けにかけて全般相場は腰の強さを発揮しプラス圏に再び切り返している。
 個別ではケネディクスが高く、アイフルも買われている。日立、パナソニックも堅調。図書印がストップ高、NECキャピタルも大幅高。キヤノン、コマツ、ファナックなども上値を追っている。一方、菱地所、住友不などが売られ、カッパクリHD、クレセゾン、エイベックスなどが急落した。ファストリテが冴えず、三井トラストも軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)