<動意株・9日>(前引け)=図書印、新日無、新日本建

 図書印刷<7913.T>=ストップ高。信用取組も売り買いともに厚みが加わる中で信用倍率1.06倍と拮抗、仕手化様相が一段と強まっている。4月に入り東証が3日から同社株を信用取引の日々公表銘柄に指定すると発表したが、その後も買い資金の流入止まず、東証が5日になって、8日売買分から委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)に引き上げると発表したが、それでも買い攻勢に陰りがみられない。

 新日本無線<6911.T>=急騰し年初来高値を更新。8日に、集計中の13年3月期業績が従来予想の売上高420億円、経常利益10億円で、経常利益が上回り、売上高364億円(前の期比9.6%減)、経常利益18億円(前の期41億2300万円の赤字)に上方修正したことを好感。子会社の受託生産が大幅に減少したことから売上高は想定を下回るが、構造改革の効果や為替差益3億円弱を営業外収益に計上するため、経常利益は従来予想を上回るとしている。

 新日本建設<1879.T>=連日の急騰。同社はマンション建設と不動産開発に展開、企画から施工まで一括展開できるのが強み。13年3月期は営業2ケタ増益見通しと好調。マンションの耐震補強技術で定評があり、建築物の耐震化ニーズの高まりが同社の収益環境に追い風に。日銀の「量的・質的緩和」導入による大規模な追加緩和も不動産開発を手掛ける同社にとって調達コストの低下につながり、買いの根拠となっている。PBRは0.7倍未満と割安感も強い。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)