アコムが連日のストップ高、規制緩和期待も個人投資家の買いを誘導

 アコム<8572.T>が前日に続き、一時連日のストップ高に買われるなど、ここにきて人気が一気に盛り上がりをみせている。日銀の「量的・質的金融緩和」の導入でこれまでとはレベルの違う大規模な金融緩和に踏み込んだことで、調達コスト低下による収益への恩恵が改めて意識されている。これまで同社は株価が中低位にあったアイフルなどと比較して、MUFG傘下でファンダメンタルズ面からの買い安心感はある一方、株価水準が値がさ株に位置しており、個人投資家などの買い参戦が限定的となっていた嫌いがあった。
 しかし、「売買単位は10株で、実際、小口の個人にとって敷居が高いということはない。ボラティリティの高まりが、短期資金の値幅取りニーズと合致し、買いが買いを呼ぶ展開となっている」(中堅証券)という。また、「脱デフレを謳うアベノミクスの延長線上に消費者金融の上限金利規制や過剰な総量規制を見直すことによって、利用者の利便性を確保することが経済の閉塞感打破につながるという意見も当局内部には根強い。これを受けた規制緩和期待が買いの底流にある」(国内ネット証券ストラテジスト)ことから、デイトレードを中心とした個人投資家の買いを誘導しているもようだ。

アコムの株価は12時50分現在3775円(△285円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)