大台目前のチャートポイント

大台目前のチャートポイント
先週4日の黒田日銀総裁による「異次元緩和」を受けて円先安観が強まる中、5日の米3月雇用統計は予想より弱い内容が伝えられたが、ドル/円の下押しは一時的。

市場の中心テーマがドルよりも円であることを確認することとなった。

この流れは週を明けても続き、9日朝に2009年5月以来となる99.66円まで上昇して99.72円(2007年高値124.12円-2011年10月安値75.32円の半値戻し)目前に迫った。

足下ではチャートポイントで上値が抑えされた格好となっているものの、このレベルを突破できれば、100円の大台を巡る攻防に市場の関心が集まりそうだ。

ただし、日銀が緩和強化を発表して以降、ドル/円相場はほぼ一本調子で7円近く急騰。

日足チャート上でボリンジャーバンド2シグマ上限をとび抜けての上伸には過熱感も漂う。

相場が99.72円を突破できずにバンド2シグマ上限(本稿執筆時点では98.78円)の内側に回帰するようだと、目先的には調整局面に入ることも考えられる。