午後:債券サマリー 先物は大幅続伸、30年債は1.380%に上昇

 9日の債券市場では、先物中心限月6月限は大幅続伸。この日は、午後に入り円安の勢いが弱まり株高が一服するなか、債券に見直し買いが入った。
 先物は一時144円83銭まで買われるなど堅調。現物債市場では、超長期債の利回りが上昇し30年債利回りは1.380%を記録した。日銀の量的・質的金融緩和では、毎月7兆円規模の国債買い入れを実施する。これは月間発行額の7割を占める計算であり市場の需給をタイトにしている。ただ、国債入札に関しては不透明感を指摘する声もあり、「機関投資家は30年債なら1.5%程度の利回りは求めるだろう」(市場関係者)という声もある。このなか、フェアバリュー(適正水準)を模索する状況が続いている。
 先物3月限は144円42銭で始まり、高値は144円83銭、安値は144円25銭、終値は前日比33銭高の144円67銭。出来高は3兆988億円。10年債の利回りは前日比0.010%上昇の0.530%、20年債は同0.070%上昇の1.295%、30年債は同0.065%上昇の1.380%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)