10日の株式相場見通し=日経平均株価は反発、高値警戒感も売り控え持続

 10日の東京株式市場は、売り買いが交錯する展開ながら、日経平均株価は反発することになりそうだ。9日の米国株式市場は続伸。NYダウは前日比59ドル高の1万4673ドルとなり、5日ぶりに過去最高値を更新した。外国為替市場では、1ドル=99円台前半での推移となっている。
 市場関係者は「1ドル=100円寸前まで進行した円安・ドル高を頼りに買い進んだものの、円安に歯止めが掛かると、過熱感が頭をもたげて売りが優勢になる。上値の重さは誰しも意識しているが、円が急速に円安・ドル高に進行する可能性を常時考慮しているため、思い切った売りの行動は取れない状況」と指摘している。
 日程面では、3月の銀行貸出・資金吸収動向、2月の産業機械受注額、2月の環境装置受注額、原子力規制委員会に注目。海外では、G8外相会議(ロンドン、~11日)、米予算教書、米3月の財政収支、米3月の穀物需給、中国3月の貿易統計が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)