東京株式(寄り付き)=米株最高値、円安で買いが優勢

 10日の東京株式市場はわずかに売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比15円安の1万3177円と続落。その後はプラス圏に切り返している。前日の米国株市場ではNYダウが59ドル高と堅調で約1週間ぶりに最高値を更新しており、これを受けて東京市場でもリスク選好ムードは強いものの、目先利益確定売りも観測される。為替市場では1ドル=99円台前半の推移と引き続き円安水準でのもみ合いにあり、主力株中心に買いを誘うが、一方で、テクニカル的には、前日時点で東証1部の騰落レシオが120%を超える水準にあるなど過熱感は払拭されておらず、北朝鮮がきょうにも中距離弾道ミサイルを発射する可能性が一部メディアを通じて伝えられるなど、地政学リスクも意識されている。業種別には値上がり業種のほうが多く、値上がりの上位は石油、鉄鋼、鉱業、卸売、紙パルプ、精密機器など。半面、不動産、その他金融などが引き続き利食いが先行している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)