外為サマリー:1ドル99円ラインの攻防に、円安のスピード調整が続く

 10日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=99円12~13銭近辺と前日午後5時時点に比べ17銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=129円70~74銭と同88銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は対ドルで99円ラインを巡っての一進一退が続いている。前日に99円66銭まで円安が進行し、100円に接近したことから、いったん利益を確定する動きが強まっている。市場関係者からは「100円は大きなフシ目」という見方が強いうえに、バリアオプションの防戦に伴う円買い・ドル売りも予想され、一段の円安にはやや時間がかかるとの声も少なくない。
 対ユーロではニューヨーク市場で一時、130円07銭をつけるなど円安・ユーロ高が進んでいる。EFSF(欧州金融安定ファシリティー)が発行した5年債の需要は堅調だったとの見方からユーロは強含みで推移。ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3079~80ドルと同0.0061ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)