外為サマリー:1ドル99円前後の一進一退続く、100円の大台前に足踏み状態

 10日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=99円12~13銭近辺と前日午後5時時点に比べ17銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=129円70~74銭と同88銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は対ドルで、99円ラインを挟んでのもみ合いが続いた。午前11時40分過ぎに一時98円80銭台をつけたが、その後は再度99円ラインでの往来となった。市場には「日銀の大胆な金融緩和を経て、100円台乗せは時間の問題だろうが、どうしても100円の大台は気になってしまう」(アナリスト)という見方が出ている。急激な円安を演じただけに、利益確定売りも入っているようだ。とは言え、「今後、生保など機関投資家の外債投資が本格化するとともに円売り需要は膨らむ」(同)との声は多く、円買い戻しによる円高への振れも限定的とみられている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3077~78ドルと同0.0061ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)