午後:債券サマリー 先物は大幅安、30年債入札控え警戒感も

 10日の債券市場では、先物中心限月6月限は大幅安。現物債も10年債や超長期債利回りは大幅に上昇した。
 先物は後場の寄り付きは144円60銭台で推移していたが、引け際にかけ売り物が膨らみ144円10銭台に下落した。また、現物債では10年債が0.600%に上昇したほか20年債や30年債利回りも大幅に上昇した。株式市場が堅調に推移したことが、債券市場には売り要因に働いたことに加え、あすは30年債入札が予定されていることも不安要因となった。「機関投資家は低利回りの超長期債の入札は見送るのではないか」(市場関係者)との見方は強く、市場関係者は警戒感を強めている。
 先物3月限は144円60銭で始まり、高値は144円77銭、安値は144円11銭、終値は前日比51銭安の144円16銭。出来高は3兆866億円。10年債の利回りは前日比0.075%上昇の0.600%、20年債は同0.065%上昇の1.360%、30年債は同0.065%上昇の1.450%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)