日米金利差は縮小傾向、短期的には下落を警戒

日米金利差は縮小傾向、短期的には下落を警戒
ドル/円は、98円台では押し目買いが入るものの99円台では利益確定の売りが出るなど「100円の壁」を意識した展開となっている。

日銀が「異次元緩和」を導入したにも関らず、本邦長期金利(10年債利回り)が決定会合前の水準を超えて上昇している事が重石となっているようだ。

本邦長期金利の低下により機関投資家が外債投資を増やすとの思惑が海外勢の円売りの拠り所のひとつとなっているだけに、本邦長期金利が上昇する中で米国債利回りが低下する事になれば、海外勢が円の買い戻しに動く可能性もある。

中長期的な円安の流れを変える材料になるとは思えないが、短期的な視点では円の上昇に警戒が必要だろう。

足元では米経済指標に冴えない結果が目立ち始めたため、量的緩和の早期縮小とドル高への期待が萎みつつあり、米10年債利回りは1.7%前後まで低下している状態だ。

こうした中で発表される3/19-20開催分の米FOMC議事録(27:00)が注目されよう。

また、議事録と同時に発表される「四半期経済見通し」の内容も注目される。