【「電機・自動車」各社】どうなる14年3月期の想定為替レート

為替ボラティリティの高さがここにも影響
13年3月期決算と14年3月期業績見通しの発表スタートが2週間後に迫っている。上場企業に尋ねてみると、「決算短信」は発表日直前のかなりぎりぎりのタイミングまで見直すようだ。

 今回市場関係者のあいだで話題となっているのが、14年3月期の想定為替レートだ。ここにきて、外国為替市場で急速な円安・ドル高が進行した。決算発表までに円が、1ドル=100円水準まで下落するようだと、主力輸出企業の想定為替レートは果たしてどの水準を打ち出してくるのだろうか。直前の変動が大きすぎる今年は、かなり難しそうだ。

 ちなみに、13年3月期の想定為替レート(第3四半期の修正後)を振り返ると、トヨタ自動車<7203.T>・1ドル=81円、パナソニック<6752.T>・1ドル=85円、コマツ<6301.T>・1ドル=88円、日立製作所<6501.T>・1ドル=90円などと、けっこう幅がある。

 決算発表時のレートが1ドル=100円といっても、巻き戻しののりしろを幅広く確保すれば、「1ドル=90~93円程度」が中心となるのか。もし、1ドル=80円台後半(87~89円)の想定とすれば、かなりの利益上方修正含みの業績予想となる。