<動意株・11日>(大引け)=ケーズHD、エンシュウ、PBITSなど

 ケーズホールディングス<8282.T>=急反発。10日発表の月次速報で、グループ既存店売上高は前年同月比7.0%減と15カ月連続で前年割れとなったが、減収率は3カ月ぶりに1ケタ台にまで改善されており、底打ち期待が高まっているようだ。冷蔵庫や洗濯機、クリーナーなど白物家電が堅調で、今後は個人消費の回復による家電の買い替え需要増加なども期待されている。

 エンシュウ<6218.T>=急伸。自動車向けを主力とする工作機械がアジア向けの需要を取り込み好調に推移しているほか、ここ急速に進行する円安で為替差益も発生している。無配が続き自己資本比率が17%台と財務面からの不安定要素はあるが、ヤマハ発、浜松ホトニクスを大株主に擁し、丸紅との業務提携なども含め経営は安定している。

 パイプドビッツ<3831.T>=反発。11日午前に衆院政治倫理・公選法改正特別委員会(倫選特)がインターネットによる選挙運動を夏の参院選から解禁する公職選挙法改正案を全会一致で可決したことで、押し目買いが入った。次期参院選でウェブサイトやメールを使った選挙運動が初めて可能になることから、ビジネスチャンスが拡大するとの見方が広がった。

 古野電気<6814.OS>=反発。5日に13年2月期の業績予想を為替差益の発生を要因に連結純利益で12億円から15億6000万円(前期実績8億200万円の赤字)へ増額修正しているが、1ドルで100円に迫る一段の円安から、今期は更なる輸出採算改善への期待が高い。同社は魚群探知機や電子海図など船舶用電子機器の世界企業で、景況感の好転で高額レジャーであるプレジャーボート向けの拡大も期待される。

 不二サッシ<5940.T>=上値指向を強める。アルミサッシで国内4位に位置しており、ビル向けを主力とする。経営の合理化努力が反映されているほか、新築や東北のリニューアル需要などを取り込み業績は回復歩調が鮮明だ。商いをこなす銘柄だけに、全体相場が金融緩和を背景に流動性を強める中で水準訂正妙味が膨らんでいる。

 東京個別指導学院<4745.T>=急反騰。10日の取引終了後に発表した本決算で、13年2月期業績は売上高130億1700万円(前の期比3.5%増)、経常利益7億2300万円(同2.0倍)と従来予想の経常利益6億3000万円を上回る大幅増益となったことを好感している。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)