東京株式(寄り付き)=高値警戒感あり寄り後はマイナスに

 12日の東京株式市場は売り買い交錯も若干買い先行、寄り付きの日経平均株価は前日比19円高の1万3568円と続伸して始まったが、寄り後はマイナスに転じている。前日の米国株市場ではNYダウが続伸で最高値更新基調が続いているほか、為替市場では1ドル=99円90銭台まで円安・ドル高が進行するなど、1ドル=100円大台を指呼の間にとらえており、全般はこれを好感して主力株中心に物色意欲は持続している。
 一方、日経平均株価はここ上昇ピッチが速く前日も大幅高で目先の高値警戒感も強い。4月3日以降の日経平均の上昇率は12.5%に達しており、北朝鮮の動向など地政学リスクも念頭に利益確定売り圧力も観測される。足もと上値が重くなっているが、日銀の大規模な追加緩和を背景とした円の先安期待や米国景気回復への思惑から売り一巡後は押し目買いも入りそうだ。きょうは株価指数先物オプションとミニ日経平均先物4月物のSQ算出日にあたり、SQ通過後の動きが注目される。業種別には33業種中、9業種が高く、値上がり上位はガラス土石、水産、鉱業、サービス、紙パルプなど。半面、その他金融、証券、食料品、小売、その他製品などが値下がりで目立つ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)