日立が高値、次世代石炭火力向けのクリーン技術に関心

 日立製作所<6501.T>が8日続伸、年初来高値を更新した。株価は一時、前日比19円高い647円まで買われている。11日付で、次世代石炭火力発電向けガスタービンクリーン燃焼技術を開発したと発表したことが関心を集めている。
 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と共同開発した新技術で、CO2回収機能付石炭ガス化複合発電向けガスタービン燃焼器を使い希釈剤を使用せずにNOx排出量を10ppm未満に低減。CO2排出量を大幅に抑制したうえでNOx発生量を環境規制値以下に抑制できる性能を確認している。今後、ガスタービンの運転方法の最適化を図り、ゼロエミッション石炭火力発電の実用化向け開発を進めていく方針。原発の新たな再稼働が暗礁に乗り上げるなかで、今後も火力発電のニーズは高まりそうで、同社の新技術への期待は高そうだ。

日立製作所の株価は10時21分現在634円(△6円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)