本日は値幅拡大-波乱の展開…!?

引き続き、上を下へと揺れ動く-ドル円・クロス円
※ご注意:予想期間は4月13日と表示されていますが、本日(12日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
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  昨日も、上を下へと揺れ動く展開となりました。

 100円の大台ライン手前に展開する分厚いドル売りオーダーに弾き返されたドル円は、欧州タイム終盤には99円前半へと下押しました。しかしながら強力な日銀金融緩和への思惑を背景にした円先安観は根強く、NYダウ上昇を手がかりに再び円売り・ドル買いは進行しました。こうしてドル円は2009年4月14日以来の高値となる99.947円・Bidへと続伸し、つれてユーロ円も一時131円ラインを超す動きを見せました。もっとも心理的に大きな節目となる100円ラインを突破することはかなわず、上値は押さえられたままで昨日の取引を終えています。

100円を巡る攻防は続く…
こうした中で週末を迎える本日の注目は、“いよいよ100円の大台ライン突破か?”それとも“まだ上値を押さえられるのか?”がポイントとなってきます。

 重要な大台ラインに差し掛かる際は“1~2回目は跳ね返されることが多い”と一般的にいわれますが、徐々に上値を切り上げながら、すでに「上値トライ→突破出来ずに反落」を3回繰り返しています。そして大台ライン手前に展開する分厚いドル売りオーダーは相変わらずですが、損失確定のストップロスオーダーは逆に100円ラインの少し上(100.05円付近)へと切り下がってきています。仕掛け的な動きが入らないとも限らないだけに、注意が必要です。

徐々に値幅縮小、しかし本日は値幅拡大⇒波乱…?
 もっとも本日は週末でもあり、ポジション調整が入りやすいと見られるところです。これまでの動きを考えると、そのポジション調整は“ドル売り・円買い”となる可能性が高く、事前の思惑に反して“欧州国債が売り越されていた”ことが明らかになった昨日の「対外対内証券売買契約等の状況」がこうした思惑を後押ししている感があります。さらに小康状態を保っているとはいえ、「北朝鮮ミサイル問題」に何らかの進展があれば一気にリスク回避へとつながりかねません。現時点で取り得る“あらゆる措置を講じた”と発言しているだけに、予定される黒田日銀総裁の講演も“当面は打ち止め”との思惑につながってもおかしくないところです。いずれも急激な円買い戻し圧力となり得る材料だけに、やはり下方向への警戒を解くことも出来ません。

 “上を下へと揺れ動く”動きはその値幅を徐々に縮めつつありますが、週末である本日に関しては、“逆に値幅を拡大する波乱の展開”を想定しておきたいところです。

ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:101.000(大台)
上値4:100.899(ピボットハイブレイクアウト)
上値3:100.473(月足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:100.059(ピボット1stレジスタンス)
上値1:99.947 (4/11高値、大台)
前営業日終値:99.695
下値1:99.219(ピボット1stサポート)
下値2:98.107(4/11安値)
下値3:98.911(4/10安値、大台)
下値4:98.743(ピボット2ndサポート)
下値5:98.272(100月移動平均線)

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12:32ドル円 抵抗・支持ライン追加