東京株式(前引け)=利益確定売り圧力強まり全般反落

 12日前引けの日経平均株価は前日比108円安の1万3440円と反落。前場の東証1部の売買高概算は25億3331万株、売買代金は2兆428億円。値上がり銘柄数は519、対して値下がり銘柄数は1051、変わらずは143銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、米国株高や為替市場での円の先安期待から引き続きリスクオンの環境ながら、4月3日以降の日経平均の上昇率は12.5%に達しており、目先高値警戒感からの売りに押される展開となった。弾道ミサイルの発射準備を進める北朝鮮の動向など、地政学リスクも上値追いに慎重なムードをもたらせている。なお、全体出来高は増勢で、きょうが株価指数先物オプションとミニ日経平均先物4月物のSQ算出日だったこともあり、売買代金は前場で2兆円を超えた。
 個別では東電が急騰したほか、関西電や九州電など電力株が値上がり率ランク上位を独占している。また、三井不、住友不などが高く、ケネディクスも買われるなど不動産関連が切り返した。商船三井が物色され、日立、東芝も堅調。リンク&モチベは3日連続のストップ高。一方、ファナックが軟調、トヨタ、ホンダ、日野自など自動車が冴えない。昭電工が売りに押され、千代化、久光薬、新日科学なども大幅安となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)