<動意株・12日>(大引け)=ケネディクス、ナカバヤシ、丸善CHIなど

 ケネディクス<4321.T>=反発。個人投資家を中心に物色人気が依然として厚く、前日にひと押し入れたものの早くも切り返す展開。同社は11日、新規アセットマネジメント業務の受託が決定したことを公表しており、足もとはこれが手掛かり材料。東京都港区所在のオフィスビルを裏付け不動産とする新規不動産ファンドで同社は約5億円の出資を予定。

 ナカバヤシ<7987.T>=後場後半に急動意。13週線を支持線に下値を切り上げる展開。4月から発売されている「スマレコマーカー」に注目する向きも。スマートフォンとの連動で暗記ツールが手軽に作れるもの。同社は雑誌、新聞などを専用マーカーで囲むだけでスクラップできる「マコレコペン」を発売、9カ月で15万本強を出荷するヒット商品を生み出している。

 丸善CHIホールディングス<3159.T>=急反発。11日大引け後に株主優待制度を導入することを発表したことが好感。全国の丸善、ジュンク堂書店の店舗で利用できる商品券を保有割合に応じて(100株以上、500株未満で1000円)年1回贈呈する。加えて作家の村上春樹氏の書き下ろし小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の販売が12日午前0時から開始、各書店では長蛇の列を作る人気で、同社の系列書店でも販売に追い風が吹くとの期待もある。

 アドテック プラズマ テクノロジー<6668.T>=ストップ高。同社は半導体製造現場向けに高周波プラズマ電源装置を手掛けており、世界3位のシェアを誇っている。半導体メーカーの設備投資意欲の回復がここにきて株価の追い風となっているほか、医療機器用などの特殊電源の需要が堅調に推移している。

 OKK<6205.T>=堅調な値動き。市場では「変化率妙味のある好チャート銘柄」との声が出ている。13年3月期は合理化効果が寄与し大幅増益、年間2円復配となる見通しにあり、14年3月期も続伸が濃厚、市場の一部では増配観測も浮上している。工作機械メーカーは業績面での明暗が分かれそうな気配があるものの、自動車向けを主体とする企業は生産増強の動きを背景に良好な推移が見込まれる。日足では戻り高値圏で三角もち合いを煮詰めるなどチャート妙味もある。

 ユアサ商事<8074.T>=商い増勢の中で上昇、200円台を回復。工作機械の扱い高では業界トップ。同社は機械・工具を主力とするが、太陽光発電などの関連製品も扱う。太陽光発電関連は産業用の拡販に尽力しており、国策の追い風に乗る。13年3月期最終利益は過去ピーク更新が濃厚で14年3月期も続伸が見込まれる。PER9倍は見直し買いを誘う水準だ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)