東京株式(寄り付き)=続落、円高傾向嫌気して利食い継続

 週明け15日の東京株式市場は売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前週末比139円安の1万3345円と続落。前週末の米国株市場ではNYダウがほぼ横ばいでリスクオンの流れが一服している一方、為替市場では円が買われ、一時1ドル=97円台に入るなど円高・ドル安に振れており、これが全般利益確定の売りを誘発している。米財務省が前週末に発表した為替政策に関する報告書で、日銀の金融緩和が円安に誘導したかどうかについて注視する姿勢を明記したことから、今後の円安トレンドに影響が出る可能性もある。株式市場は4月初旬からの急激な上昇で過熱感も強く、利食い圧力につながっている。TPP(環太平洋経済連携協定)の交渉参加に向けた日米協議が決着したことについては、刺激材料として個別株物色に反映されそうだ。業種別には、電力ガス、食料品などを除きほぼ全面安。値下がりで目立つのは、鉄鋼、不動産、非鉄など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)