外為サマリー:1ドル98円50銭前後の円高、米為替報告書への警戒感高まる

 15日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=98円53~54銭近辺と前週末午後5時時点に比べ75銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=129円08~12銭と同60銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は対ドルで98円半ばでの円高・ドル安となっている。前週末のニューヨーク市場で米財務省が議会に提出した為替報告書では日本に対して「通貨安競争を避けるべき」などと言及したことを受け、円はドルに対して一時、98円08銭をつけ大幅に上昇した。米3月小売売上高はマイナス0.4%と市場予想(前月比横ばい)に比べ弱い内容だったことなども、円買いドル売り要因に働いた。特に、今週は18日から19日に20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議がある。黒田東彦日銀総裁にとっての初の国際会議となり、G20に向けた要人発言が市場の関心を集めている。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3098~99ドルと同0.0036ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)