東京株式(前引け)=円高傾向を嫌気して売りが勝る展開 

 15日前引けの日経平均株価は前週末比163円安の1万3321円と続落。前場の東証1部の売買高概算は22億4530万株、売買代金は1兆5349億円。値上がり銘柄数は555、対して値下がり銘柄数は1037、変わらずは113銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、為替市場で一時1ドル=97円台に入るなど円高・ドル安に振れたことから、引き続き利益確定の売りが先行した。米財務省が前週末に発表した為替政策に関する報告書で、日銀の金融緩和が円安に誘導したかどうかについて注視する姿勢を明記するなど、円安進行に対する風当たりがやや強まり、円相場に足もと変化の兆しが出ていることを嫌気している。下値では押し目買いも観測されたが、前引けにかけて利食い圧力が勝った。
 個別では、三井住友、三菱UFJなど銀行株が軟調、アサックス、ケネディクスなども大幅安。コマツも売られた。一方で、東電をはじめ電力株が軒並み急騰、シャープが買われたほか、NTT、NECなども堅調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)