今週は再度100円を目指す展開に?

先週は弱い米指標と米財務省の為替レポートにより円高に
先週は本邦金融政策による期待感から1ドル100円にトライする動きが何度か見られましたが、東京金融取引所(くりっく365)の米ドル/円の高値は99.945と100円まで一歩及ばず。

下記の通り、先週発表の米主要指標が市場予想よりも比較的弱い結果だったことや週末に発表された米財務省の為替レポートが「円安に対するけん制」としてマーケットに受け止められた結果、東京金融取引所(くりっく365)先週末の終値は98.635で引けました。

4月12日(金)の米国主要経済指標
3月小売売上高 市場予想:前月比±0% 結果:前月比0.4%減
3月卸売物価指数 市場予想:前月比0.2%低下 結果:前月比0.6%低下
4月ミシガン大消費者信頼感指数(速報値) 市場予想:前月比0.4%増 結果:前月比0.1%増

今週は再度100円へのトライを予想
先週末は、日本時間13日未明に「米財務省の為替報告書で日本の通貨政策を注意深く監視するとの見解」が報じられたことから、引けにかけて円が買われる展開となりましたが、実際の報告書はどちらかというと円安については肯定的な内容となっており、メディアによる解釈に偏りから市場のセンチメントを動かすこととなりました。

※報道では円安の理由は安倍首相の金融緩和政策によると強調されていますが、実際は円安となっている理由は安倍首相の金融緩和政策に対するコミットメントと世界経済のリスク選好心理によるものとなっており、メディアにより報道されている程、批判的なものではないと受け取れそうです。

このようなセンチメントの中、米ドル/円日足チャートを見ると200日移動平均線、一目の雲の上で推移しており、基本的には上昇トレンドは未だ継続と見てとれそうです。

米ドル/円は、目先のサポートを基準線(96.257)、転換線(96.332)、3月12日の高値(96.720)の位置する96円半ばとした押し目買いを考えており、その下は一目の雲の上限94円前後、再度、100円をトライする動きが予想されます。

注目ポイント
・4月18日から19日に開催されるG20
・北朝鮮のミサイル問題
・米経済指標
・4月16日は3月12日の高値から26日(一目の基本数値となり変化日)