東京株式(大引け)=209円安、円高修正一服で利食い継続

 15日の東京株式市場は為替市場で円高傾向に振れていることを背景に終始売りに押される展開。日経平均株価は200円を超える下げ幅となった。
 大引けの日経平均株価は前週末比209円安の1万3275円と大幅続落。東証1部の売買高概算は42億3014万株、売買代金は3兆786億円。値上がり銘柄数は471、値下がり銘柄数は1163、変わらずは76銘柄だった。
 きょうの東京市場は、為替市場で円が買い戻される流れとなっていることが重荷になった。米財務省が前週末に発表した為替政策に関する報告書で、日銀の金融緩和が円安に誘導したかどうかについて注視する姿勢を明記するなど為替市場での円安に対してやや風当たりが強くなっている。これを背景に一時1ドル=97円台に入るなど円高・ドル安に振れたことが、利益確定売り継続の口実となった。また、日経平均は4月初旬からの上昇で過熱感も意識されており、上昇の牽引役だった金融や不動産株などを中心に売り圧力が勢いを増した。売買代金は高水準で8日連続の3兆円超えとなっている。
 個別では、三井住友など銀行株が軟調。トヨタなど自動車株も冴えない。ケネディクス、住友不なども値を下げた。このほかコマツや、アイフル、オリックスなども安い。一方、シャープが急伸、丸山製、乃村工なども値を飛ばした。ソースネクストが値幅制限いっぱいまで買われたほか、ダイワボウHDなども高い。このほか東電など電力株が急騰している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)