外為サマリー:一時1ドル97円50銭台の円高、中国GDP伸び悩みでリスクオフ

 15日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=97円92~93銭近辺と前週末午後5時時点に比べ1円36銭の大幅な円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=128円06~10銭と同1円62銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は対ドルで12時50分過ぎに一時97円53銭をつけた後は98円ラインを巡る攻防となった。先週は100円乗せが目前に迫ったが、この日は一転して97円台をつけ円高への流れが台頭した。特に、中国の1~3月期GDPの伸び率が前年比7.7%増と市場予想(8.0%増)を下回ったことから、市場にはリスクオフ志向が強まった。
 前週末に米財務省が議会に提出した為替報告書では日本に対して「通貨安競争を避けるべき」などと言及したことを受け、大幅な円高が進んだところへ、この日は中国GDPの伸び悩みが表面化しており、当面は円高への戻りを試す展開も予想される。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3070~71ドルと同0.0008ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)